しかも、最安値がわかる!
引越しで立ち寄りをして欲しい、そんな希望がある人はいませんか。
たとえば、結婚や同棲で2ヵ所からひとつのマンションに引っ越したい。あるいは、途中にある実家や友達の家で積み降ろししたい家電がある…。などなど理由は様々かと思います。
実は私も、引越し先と、そこから車で20分ほど離れた場所にあるトランクルームの2ヵ所での積み下ろしをお願いしたことがあります。
この時、あるサービスを利用して見積もりを出してもらったのですが、結局、業者さんに特別料金を請求されることはありませんでした。
もちろん、引越しで立ち寄りをお願いする場合、移動距離や条件によって、話が変わってくると思います。
たとえば、引っ越し元から新居までの移動ルートから大きく外れてしまう場合は、2箇所立ち寄りプランの特別料金が加算されてもおかしくありません。
ちょっと曖昧な、この引越しの立ち寄りというものですが、実は、簡単に見積もりをしてもらう方法があります。それが、こちらの引越し一括見積もり。
これは、引越しの情報(住所やおよその荷物)を1度ネットに入力するだけで、複数の業者から見積もりが届くというサービスです。
こちらのサイトなら、入力を進めていくうちに、「立ち寄り」の希望にチェックを入れる箇所がでてきます。ここにチェックをすれば、その料金で見積もりを出してもらえます。
こんな感じのチェック欄(これは参考画像です)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
見積もりしてくれる業者さんは、クロネコヤマト、アート引越センター、日通などの大手から、格安の小さな業者さんまで、いろいろ。
そして、各社の見積もりが出揃ったら、各社の料金とサービス内容を比較して、最も良い条件を提示してくれた業者と契約するだけ。
つまり、このサービスを使えば、簡単に引越しの立ち寄り料金を知ることができ、しかも、最安値の会社と契約できるというわけです。
私が利用したサービスというのもこちらです。
一括見積もりを利用して、立ち寄りしても料金がかからない業者と契約。おかげで安く引っ越すことができました!
引越し一括見積もり(およそ1分で完了!)
利用は無料。一切、費用はかかりませんので、ともかく、いくらなのか調べるだけでも使ってみてください。
私の立ち寄り体験談
私はこれまで、2回ほど、引越しで立ち寄りをお願いしています。
同棲のために2箇所で積み込んだ1回目
1回目は、東京都内の大田区の私の自宅を出発点にし、世田谷区の彼女の家でさらに荷物を詰め込み、最後は武蔵野市のマンションまで運ぶというもの。
ただし、この時は、一括見積もりは知らなかったため利用せず、親族の紹介でサカイ引越センターにお願いをしました。親族紹介ということでその時はかなり割り引いてもらい、確かトラック2台で7万円だったと思います。時期は、繁忙期直前の2月ごろでした。
トランクルームに途中立ち寄りしてもらった2回目
2回目は、東京都武蔵野市を出発して、引越し先である埼玉の家まで引越し。途中、トランクルームに立ち寄りをお願いしました。
この時は、引越し一括見積もりを利用して、最終的に安かったアリさんマーク引越社にお願い。料金は5.5万円で、トラックは2トン車2台でした。時期は年末の最終営業日。やはり、駆け込み需要の多い繁忙期です。
距離的には大田区〜武蔵野市と、武蔵野市〜埼玉県はそれほど大きくは変わらないと思います。
荷物の量は、やはり、埼玉に移った時のほうが大きな本棚やら、パソコンやら、いくつか増えています。また、高速道路代もかかっていると思われます。一概に比較するのは難しいですが、引越し一括見積もりを利用したほうが、1.5万円安かったです!
立ち寄りに関しては、アリさんマークの時には、考慮していないようでした。この体験からも、引越し一括見積もりは絶対に利用した方がいいと思っています。
立ち寄りプランの徹底解説!
引越し立ち寄りプランとは?
あらためて、立ち寄りプランとはどんなものでしょうか。
2箇所にあるものを、1箇所に集めて荷物の積みおろしをしてほしい。逆に、1カ所で集めた荷物を、2箇所で下ろしたい。あるいは、途中3箇所、4箇所でおろしたい。こんな場合に便利なサービスが、引越し立ち寄りプランです。
引越し業者によって、サービス名が異なり、「途中立ち寄り」「二箇所積み」「経由プラン」「カップル引越サービス」とも呼ばれます。
この引越し立ち寄りプランの最大の特徴は、一度に荷物を持って行けるので手間がかからず、コストも抑えられるというメリットがあります。
- 旧住所→新住所だけではなく、旧住所→彼女の家→新住所など、複数の場所で荷物を運ぶことができる
- 2回分の引越しを一度にまとめるので、料金がお得になる
- 結婚や同居などの場合、引越しが一度に済むので効率的
- 立ち寄りプランで運べる荷物量は、原則トラック1台分
- 単身パックなどのパッケージプランでは適用されない
- 立ち寄りプランが適用されない場所もある
引越し立ち寄りプランは基本的にはトラック1台分に入るだけの量、と決められているので、直前になって慌てないように、面倒でも訪問見積もりをしておくことをおすすめします。
また、引越し会社の中には、関東地区以外での立ち寄りプランが適用されないという場合もありますので、よく注意をして下さい。
引越し立ち寄りプランの費用は?
立ち寄りについては、引っ越しする方の状況によって、料金は大きく異なるため、見積もりは必須となります。
通常、2箇所別々で引越し業者に頼んで引越しをしたとすれば、単純に料金は2倍になります。しかし引越し立ち寄りプランを利用すれば、料金は通常の1.5倍程度にまで下がるくらいと考えていいでしょう。
一般的に、引越し料金は、移動の距離、作業スタッフの人数と拘束時間、曜日や時間帯などによって変わりますので、作業時間が増え、午前便でスタートして、夕方まで作業かかれば1日作業員が拘束されますので、その場合、それほど安くならない場合もあります。
なお、荷物の積み込みをする場所が、経由地点ならよいですが、全く違う方向で集荷するのであれば、立ち寄りの意味がありません。
例を出すと、埼玉のA市からB市を経由して、東京のC区に移動する。これなら、立ち寄りプランが可能です。
ですが、埼玉のA市と、千葉のB市が積み込み場所で、東京のC区に運ぶのであれば、各エリアのトラック1台ずつ使って、引越しする必要があるというわけです。
これはわかりやすい例ですが、どちらが特単かわからないケースも多いと思います。そのようなときは、営業担当者の方に最適なプランを出してもらってください。
その場合でも、引越し一括見積もりを利用すれば、簡単にお得な引越し業者を見つけ出すことができ、手間もかからず大変便利です。上記で詳しく解説しているので、気になる方は再度読んでみてください!
引越し立ち寄りプランのデメリットは?
反対に、引越し立ち寄りプランでのデメリットは何でしょう。
- 同棲や結婚の場合、日程を合わせないといけない
- トラック1台分の荷物、と荷物量に制限がある
- 1台のトラックに荷物を積み込むので、引越し自体の時間がかかる
トラック1台分の荷物が引越し立ち寄りプランの制限ですので、荷物が多い人が引越しをする場合、荷物を減らす、プランを適用しないといった対策が必要となる場合もあります。
引越し立ち寄りプランを利用する際の注意点
2人分の荷物を運ぶとなると、荷物の量を予想するのが難しくなります。
積んでみたら荷物が入りきらなかった、とならないためにも、訪問見積もりは必須です。トラックは、2トン、2トンロング、3トン、4トンなどの種類があります。荷物の量や運ぶものに応じて、合わせることができます。
なお、引越しの件数が少ない時期であったり近場であれば、トラックが往復してくれたり(ピストン輸送)、別のトラックが応援に来てくれるという場合もあるかもしれません。
主な利用シーン

同棲、結婚の場合
彼女と同棲するため、新しい部屋を借りることになった。または、結婚をするので新居に引越す。こういった場合に引越し立ち寄りプランは利用されています。
一度に荷物を新居に持っていくので、引越し料金がお安くなり、浮いたお金は彼女との新生活に必要なもの生活用品に回すことができます。また一度に引越しが終わるので効率的、というメリットもあります。
友人との同居、ルームシェアの場合
引越し立ち寄りプランが使えるのは、カップルだけではありません。都会での生活は家賃が高いので、友人との同居やルームシェアで家賃を折半する、という人も多くなりました。そういったときにも引越し立ち寄りプランは大変便利です。
ルームシェアをする際に引越し立ち寄りプランを利用する場合は、お互いのダンボールがごっちゃになってしまわないよう、目印を付けておくと、荷降ろし作業のときでも混乱せずに済みます。
2世帯同居を始める場合
結婚をして実家を出たとしても、親の介護などをきっかけとして2世帯同居を始める場合もあります。
また、親御さんと一緒に暮らすために二世帯用の新築の家を建てるという人もいるでしょう。
そういったときにも、引越し立ち寄りプランが利用できます。カップル間での引越しは荷物がそれ程多くないので安心ですが、家族間での引越しとなると、荷物もそれなりに多くなります。
実家、友人宅への立ち寄り
ここまでは2箇所の場所にある荷物を集配するという形での引越し立ち寄りプランを紹介しましたが、他にもこういった方法があります。
例えば引越しをする際、実家や友人宅で不要になった荷物をもらうことになった場合。また逆に、引越しのときに不要になった荷物を家族や友人にあげる約束をした場合。
小さなものですと取りに行くこともできますが、食器棚などの大きな家具になると、人の手を借りないと動かすことが非常に困難です。
そういった場合にも、引越し立ち寄りプランを利用すれば途中で実家や友人宅に立ち寄ってもらい、荷物を降ろして新居に引っ越すということができます。
大きな家具などは素人が運ぶと手際が悪く、時間もかかってしまいますが、引越し立ち寄りプランの場合はプロの引越しスタッフが素早く荷物を降ろしてくれるので、効率もよく便利です。
トランクルームへの立ち寄り
東京などの大都市圏の家賃は「狭い、高い」といったデメリットがあります。そういった、大量の荷物を抱えて困っている人のために人気なのが、トランクルームです。
来シーズンまで使わない洋服やスーツケース、アウトドア用品など、すぐには使わない荷物をトランクルームに入れておけば、生活空間にスペースができます。
そのほかに、家の建て替え、リフォームでトランクルームを使用する場合もあります。
引越し立ち寄りプランでは、このトランクルームに立ち寄って家具を引越し先へ持って行く、あるいは引越し先へ向かう途中にトランクルームへ立ち寄ってもらい、荷物をトランクルームに置いていく、といった利用方法もできます。
普段使いでトランクルームを利用している人にとって、トランクルームはまさに第二のクローゼットとなります!
体験談を書いたとおり、私が立ち寄りを利用したのもトランクルームに寄るためでした。
リサイクルショップへの立ち寄り
それぞれ一人暮らしをしていたカップルが一緒になる場合、テレビ、洗濯機、冷蔵庫、ベッドといった家電・家具が、2つになってしまいますね。そんな時、便利なのがリサイクルショップへの立ち寄り。
また、リサイクルショップで売られている家具・家電を購入して、積み込んでから新居に行きたい、という人にも便利です。大きな家具は引越しなどの機会でないと、なかなか移動が難しいもの。リサイクルショップで売買して、新居に向かいましょう。
ただし、待ち時間が長いと受け付けてもらえないこともありますので、要相談です。
そんな場合の対処法として、リサイクルショップでの軽トラックの貸し出しを利用するというもの。運転免許があれば、問題ありませんね。あるいは、引越し業者の中には、業者自体が「不要品買取り・引取りサービス」を実施しているところもあります。
引越し各社、立ち寄り引越しへの対応は?

立ち寄り、二箇所積み、経由引越しは、どの引越し業者でも対応してもらえるのでしょうか? 引越し各社の対応を見てみましょう。
アート引越センター
アート引越センターの公式HPには「ライフスタイルから選ぶ お引越し&お見積り」の中に、「2箇所からのお引越(ご結婚時など)」というページがあり、そこに立ち寄り引越しに関する記載があります。
「ご結婚によるお引越や、一部ご家財を別に保管されている場合など、2箇所以上からのお引越もおまかせください。
それぞれのお住まいの距離やご家財の量によっては、1つのお引越として対応できますので、引越料金もお得に。通常のお引越と同じく、3つの引越コースをお選びいただけます。
一部ご家財をお知り合いに譲られる場合など複数カ所へのお引越も承ります。」
とのことですので、荷物を搬出する2箇所の距離や荷物の量によっては、1つの引越しとして対応してもらえることがわかります。また、
>一部ご家財をお知り合いに譲られる場合など複数カ所へのお引越も承ります。
とも明記されていますので、「タンスをひとつ友人宅に下ろしてから新居へ行きたいのですが…」というようなちょっと言い出しづらい依頼も安心してできそうですね!
サカイ引越センター
サカイ引越センターの公式HPには、「よくある質問」のコーナーに立ち寄り引越しに関する2つのQ&Aの記載があります。
Q:2箇所からの引越や2箇所への引越は対応してもらえますか?
A:2箇所からのお引越、2箇所へのお引越にも対応しております。 当社のホームページから見積依頼をご登録いただく際は、2箇所からの引越の場合は、引越先から遠い場所を引越元住所として登録してください。2箇所への引越の場合は、引越元から遠い場所を引越先住所として登録してください。お近くの営業所から担当営業員がお伺いした際に、詳しくご説明させていただきます。お見積はすべて無料となっておりますのでご安心ください。
Q:途中で友人宅へ荷物を下ろしてもらうことも可能ですか?
A:お客様のお荷物を途中で積み卸しすることも可能です。急なご要望には対応できないこともございますので、できましたら営業員が見積もりにお伺いした際に、詳しい内容をお知らせいただけないでしょうか。
との回答が載せられています。
どちらも対応可能である上に、webからの見積もり依頼の書き方にまで触れてあり親切ですね! サカイさんにも安心して立ち寄り引越しを頼めそうです。
日通(日本通運)
日通(日本通運)の公式ホームページには、「引越用語集」というページに「立ち寄り」という用語の解説があります。
「立ち寄り」
もとの住居から転居先に向かう間に、特定の場所・建物に立ち寄って荷物を運ぶことを指します。結婚や同棲のように、複数の家から一つの家へまとまって転居する場合に多く用いられる方法です。他にも、トランクルームから荷物を回収する、実家に荷物を取りに行く、置きに行くなど、お客さまの都合によって立ち寄りの理由はさまざまです。
と、利用者の都合により様々な理由での立ち寄り引越しがあることがわかりますね。「こんなケースでの立ち寄り希望はどうだろう…」と迷うような場合でも、まずは気軽に相談してみましょう。
また、同じ用語集の中に「2箇所積み」「2箇所降ろし」という項目もありました。
2箇所積み
一つの引越案件で、荷物を積みこむ場所が2箇所あることです。一般的に、別々の家に住んでいる二人が結婚などで同居する際に用います。基本はトラック一台で対象の家を回りますが、荷物の量が多い場合には、二台用いて引越先で合流することも少なくありません。なお、降ろす場所は必ず1箇所というわけではなく、トランクルームを利用する際などは、2箇所積み2箇所降ろしとなることもあります。
2箇所降ろし
荷物を下ろす場所が2箇所ある引越しのことです。適用されるケースとしては、引越しに際して家具や家財を譲渡する場合や、新居のスペースが足りずにトランクルームを利用する場合などを挙げられます。2箇所下ろしを希望する際は、事前の申込みはもちろん、スタッフが降ろす場所を間違えないようにダンボール箱の印付けすることが必要です。
確かに、立ち寄り引越しには、2ヶ所から荷物を積み込み1ヶ所へ搬入したい場合、1ヶ所から荷物を搬入し、2ヶ所へ降ろしたい場合、また、2ヶ所から2ヶ所へ、3ヶ所、4ヶ所…等々、様々なケースがありますよね。
「2箇所積み」、「2箇所降ろし」という業界用語も覚えておけば、見積もりの相談時にもスムーズに話が伝わります。この機会にぜひ覚えておきましょう。
ここでは3社のご紹介となりますが、途中の立ち寄りを含む引越しがめずらしくないことがおわかりいただけたのではないでしょうか。
「こんな理由で立ち寄りをお願いするのは申し訳ない…」などと相談する前に諦めず、まずは担当者に相談してみましょう。引越し業者の方は慣れていますので、「あ、全然問題ないですよ!」と快く相談に応じてくれますよ。